ヘッドライトの黄ばみを簡単に取る方法を伝授します。ヘッドライトの黄ばむ発生の原因として、紫外線の影響が9割を締めます。
結論から言うと、紫外線から守るためのバリアの層を作り出します。そうすることで、根本を改善し、施工後には、長期くすみや黄ばみが発生することはありません。
ヘッドライトの黄ばみは研磨と塗装で新品同様に仕上げる
冒頭でも説明したように、黄ばみやくすみは紫外線が悪さしているため、紫外線から守るためにヘッドライトに層を作り出します。
黄ばみやくすみを水ペーパーで削ぎ落とし、塗装をすることでバリアを作り出します。
金額にしても2000円ほどで安く綺麗にでき、尚且つ新品同様の仕上がりにできたら一度真似をしてみたくなるはずです!ついでにヘッドライトの傷も除去できるため一石二鳥です
プロに高い費用を出して綺麗にするよりも安い費用でプロの仕上がりにする方法を伝授したいと思います!
この記事は
・ヘッドライトを綺麗にしたいけどお金がかかるから諦めている
・ヘッドライトを綺麗にする方法が分からない
・ヘッドライトの交換は高価であり諦めている
・SNS等で取り上げられているが商品の価格に対して信用がない
・屋根がないところに駐車している人
そんな方に向けた記事となっています。その悩み、完全解決致しますので期待してください。
私が依頼を受け、数々のヘッドライトを新品のように仕上げてきた有料級手順をお伝えし、参考にしていただければ幸いです。
黄ばみ取りに使用する材料とかかる金額
②クリアースプレー(ホルツペイント)770円 (ラッカーはNG)
③シリコンオフスプレー脱脂剤 788円
④マスキングテープ 1個 30㎜×18M(4巻)78円
⑤養生できる紙類(いらない新聞紙でもOK) 0円
⑥タオル 0円
この6点 合計¥2106で準備できます。
黄ばみ取り塗装の手順とポイント
①ヘッドライトを磨く
水ペーパーを水につけてヘッドライトを隅々まで磨いていきます。ヘッドライトの表面を削る作業となるので磨いてる最中は白く濁った水(研ぎカス)に変わります。磨いていると黄色かかったような汚れが出てきたり、汚れが混ざった色が出てくるので汚れが出なくなるまで磨きます。
ヘッドライトに多少の傷がある場合でも無くなるまで磨くことがポイントになります。
明らかに割れ傷などは修復が厳しいですが、擦り傷などに関しては無くなるまで磨くことが重要です。
2.同じところばかり磨かず全体を磨くこと
3.白色以外の混ざった色が出なくなるまで磨くこと。
4.ヘッドライトに傷がある場合も磨いて除去しましょう
②磨いた跡を拭き取る
③養生する
④塗装する
周りの環境に注意します。塗装後にホコリが付着したり、虫が飛んできて付着するなど、せっかく塗装しても仕上がりが悪くなるため、周りに水を撒くことや虫が飛んでいない場所等、十分な注意喚起が必要になります。
塗料の粒子が細かくなり、塗装する際に吹き付けと付着が良くなります。
最初の吹き付けは、ヘッドライトではなく別のあまった新聞などに試しに塗装します。
クリアなので、塗装しても透明の色であるため、わかりにくいですが、最初の吹き付けは、塗料の粒子が粗いことがあるのでそのまま最初に吹き付けると仕上がりが悪くなるため、最初はいらない紙などに吹き付けることをお勧めします。
ヘッドライトに吹き付ける際に、スプレーとの距離を近くすると付着した塗料は流れやすく(垂れる)なるため近づけすぎないようにします。距離で言うと100㎜〜120㎜離すことをお勧めします。
※不安であれば、連続プッシュで(シュー・シュー)と塗装することもできますが、塗料の粒子が噴射の際に不安定となるためあまりお勧めはしませんが、素人の見た目ではわからないぐらいの仕上がりにはなります。
塗装は素早く終わらせるようにします。ヘッドライトの面積ぐらいなら、ヘッドライト1つ長くて20秒以内です。塗料は思ったより早く固まろうとします。塗料がヘッドライトに付着して馴染む前に何回も同じところを重ねるように塗装していきましょう。
⑤2度塗りで仕上げる
1回目の塗装完了後10分程乾かし、ゴミなどが付着していないかを目視で確認し、もう一度1回目の塗装と同じように塗装していきます。
塗装時のポイントを再度確認し塗装しましょう。
この施工手順で完了となります。
2度目の塗装が終えたら、10分待たずに養生を取り外しても完全に乾いて取り外してもどちらでも良いです。以上で施工完了となります。
黄ばみ取り塗装の耐久性について
ヘッドライトのくすみなどの天敵である紫外線をバリアで覆うことで、耐久性を高くします。
研磨することで、劣化した部分の除去や、多少の傷は除去することができましたよね。さらにヘッドライトに研磨することでペーパーで軽く傷を付けています。その部分に塗装を分厚い層を作り出しているため耐久性が高くなります。
もし紫外線でくすみなどが発生しても、クリアの部分で守っているためクリアを研磨し、もう一度同じ手順で施工することで、何度でも綺麗に仕上げることができます。
黄ばみ取りに失敗した時の対処法
失敗として、作業中に起こることと言えば
ゴミの付着・虫の付着・塗料が流れた(垂れた)など、ハプニングが6割ぐらいは発生すると思われます。
しかし大丈夫です!!
失敗した場合でも、もう一度やり直すことができます。手順を一から再スタートするだけなので何の心配もいりません。
ポイントとして
塗装した直後や、塗料が硬化する前に手をつけてしまうと、塗装した塗料が伸びて後の作業が面倒くさくなります。
そのことだけポイントとして覚えておくことをお勧めします。
黄ばみ取りDIYのメリットとデメリット
DIYには付きもののメリットデメリットがありますが、失敗しなければデメリットは発生しません!
メリット① 費用を抑えることができる
1.ガソリンスタンド 8,170円〜
3.イエローハット 5,500円〜
4.AUTOBACS 3,300円〜
等
金額の範囲は大きいですが、今回のDIY清掃内容からすると8000円代コースになります。
でも自分で清掃することで、かなりの費用の削減になります。
メリット② 自己満足の仕上がりにできる
作業工程を知ることで何度でも施工することができますし、納得いかなければやり直すことだってできます。
どんな古い車でも綺麗に見せることができる
ヘッドライトがクリアになるだけで見た目も全然変わり、上品に見えるようになります。
多少の劣化キズも治せて安く仕上げることができる
ヘッドライトを買い換えるか、研磨して劣化の部分を除去するかで高額費用になります。しかしDIYでやることで、多少の傷などの劣化は除去することができます。作業の時間が延びるだけであり、金額は冒頭で説明した金額のままで施行できます。
デメリット① 失敗する可能性がある+対処法
塗料が乾いた後にもう一度 施工の手順を1番から行うことでもう一度やり直すことができます。
デメリット② 雨天時には施工できない+対処法
塗装作業の注意点
あくまでもDIYとなりますので自己責任にて施工は行いましょう。
スプレーを使用するので、安全第一に努め、火気厳禁での作業と塗料の散布で周りに迷惑がかかるような行為も避けるようにしましょう。
ヘッドライトを溶かすような物を使用することも避け、楽しいDIY作業になるようにしましょう。
いろんな機材や施工方法もあるとは思いますが、長年やってきた実績ある方法をお伝えしました。
車やバイクも価格高騰であり、購入することも厳しい世の中です。
ますます現状の愛車を大事に乗るための支援をさせていただきました。
見た目も綺麗にすることと自分で変身させることで、更なる愛着生むことでしょう。
それでは楽しいチャレンジライフを!!
コメント