家というのは生活において欠かせないもので、一生のうちの一番大きな買い物となります。
その一番高価な買い物である家は、3回建ててやっと理想の間取りになると言われています。3回も建てれるわけありません(◞‸◟)
なぜ注文住宅は間取りにこだわらないといけないのかをまとめましたので参考に見てください。
そこで、失敗した私の経験を元に、失敗しないための注意点を見ていただき、これから家を建てようと考えている人の参考になれば良いなと思います。
この記事は、
・間取りで悩んでいる人
・失敗を避けるための情報が知りたい人
このような方に向けた記事になっています。
間取りで考えるべきポイントは頻度別で考えること!
考えるべき重要なことは、どの空間が一番使用頻度が高いのかを考える必要があります。
家族で一番多く過ごす空間はまず、リビングであること子供が大きくなれば、子供部屋で過ごすことが多くなりますが、食事をしたり、お客様との会話の空間はやはりリビングになります。
その次に料理を作るキッチンになります。
キッチンの状態や空間がよければ、ついキッチンに立ちたくなるものです。空間が良ければ料理もこだわり出すこと間違いありません。
そしてお風呂になりトイレとなります。
なぜ部屋が出てこないかというと、そこまで頻度が多く利用しないからです。寝るだけの空間であり、こだわって作った割にあまり使わないなということも少なくはありません。
注文住宅や家を購入したときの失敗が多い情報とは?
一番失敗談が多いのはなんと言っても間取りが失敗したとの声が多いです。
その失敗した内容についてまとめてみました。
②動線が悪い
③間取りに失敗した
特にこの3点の内容で失敗した声が多く失敗しないために最初にこだわることを勧めます。
収納スペースが少ない!と失敗する前に考えておくべきこと!
実際に注文住宅で建てた私の意見も交えて説明していきたいと思います。
収納に必要な物をまずは把握することが大事です!
【収納する大きい物】
コタツ
冬になれば使用する物ですが、冬以外は使用しないので、収納する必要があります。折りたためるタイプを購入したり、バラして収納したりと結構大変な作業であるため、立てて収納できる収納スペースは必ず必要となってきます。
またポイントとしては、取り出しやすく収納できることです。片付けも取り出しも簡単にできるようなスペースにこだわりましょう。
布団や毛布
季節によってシーツやカバー等も替えたりします。そのために収納するスペースは必要となります。また、両親のお泊まりや、お客様のお泊まりについても布団などの収納スペースも必要になってきます。ゲストルームを作るわけにはいかないので、リビングにお泊まりできる空間を設けるのも一つですがその場合にはリビング付近に収納するスペースが必要でしょう。
雛人形
女の子のお子さんを授かった場合には、雛人形を飾ることがあります。雛人形はご想像通り、大きく設置するため、一つ一つの物が大きく、コンパクトにしても結構なスペースを取ります。
年に一度のイベントではありますが、保管しておくスペースは必ず必要です。
保管する場所としては、すぐに取り出せる必要は無いので、リビングの収納スペース以外で考えても良いでしょう。
絨毯やカーペット類
絨毯やカーペットは丸めて保管ができますが、部屋が大きければ大きいほど絨毯の大きさも異なります。立てて収納することができますが、柔らかい素材の絨毯については立て掛けておくことができないので、置くための工夫が必要になるでしょう。何れにしても収納するスペースは必要となります。
ファンヒーターや扇風機
ファンヒーターや扇風機は各部屋に収納スペースが必要となります。最近のファンヒーターは昔に比べてコンパクトタイプになっているものも多くなってきていますが、重さに関しては女性が軽く持てるほどでもないので、持たずして収納できるスペースが必要となります。
ゴルフバック
ゴルフバックも結構大きい物で、部屋に持って上がるのも面倒臭い、部屋にも置き場がないなどの問題にもなってきます。
間違いなくゴルフバックは玄関内で保管する必要があります。この後にも説明が出てきますが、シューズクロークに保管することをお勧めします。
洗車グッズ道具
洗車グッズや道具については、車のトランクなどに収納するという方法もありますが、コーティング剤などが含まれている洗車グッズについては気温が上がりすぎないところに保管する方が良いのでシューズクロークに保管することをお勧めします。
掃除用具
毎日使用する物になります。必ずと言っていいほど掃除機や掃除用具類は重要不可欠なものであり、毎日使用します。目にうつるところにあっては非常に見栄えも悪くガッカリするポイントになるため長い物でも収納できるところは必要となります。案外この掃除機の収納に関しては気にしていないというよりも頭に無い人も多く、後で収納に困るケースが多いみたいです。
長く物でも収納できるスペースは考えておきましょう。
私の意見として
収納する小さい物
電化製品の説明書
電化製品を購入すると必ず説明書や保証書が付いてきます。大きさはそこまで大きくはありませんが、電化製品の中には分厚い説明書もあったり、何枚も分けられていたりと重ねていくと結構嵩張ります。かと言って捨てるわけにもいきません。保証書は保証が切れたら捨てても良いですが、
【記事には関係ありませんが保証期日は電化製品本体に貼っておくとすぐ分かるのでお勧めします】
説明書はトラブルなどの異常があった場合に異常コードなどを調べる必要があるので捨てるわけにはいきません。
重要な書類
お金に関わる重要な書類などになります。特にこの内容にはこだわりはないため、説明は省きます。
服
もちろんクローゼットに収納するわけですが、子供が大きくなればなるほど普通のモジュールの大きさのクローゼットでは足らなくなります。
私の意見としては
靴
靴は女性だけではなく男性も多く持つ物であり、コレクションにする人も数多くおられます。ファッションの時代であることから一人一足ということはまずあり得ません。
そのため大きい収納するスペースは必要と言えるでしょう。
また、靴のクローゼットタイプは中が普段からは見えません。ファッションを気にする人の意見からすると、どの靴があるのか見えるような保管方法が良いので、シューズクロークは必須となるでしょう。
ベビーカー
ベビーカーは3年ほど使用しますが、ほぼ毎日使う物であり、常にすぐ使用できる状態で保管する必要があります。出かける時にすぐ取り出せることや帰宅後にすぐに収納できること、それらを踏まえた上で考えられるのはシューズクロークということになります。
また、ベビーカーの使用が無くなった後でも効果的に使用できることを考えると必ず必要になる空間ではないかと言えます。
傘立て
傘立てを玄関外に置いている家も多いですが、私の経験上、保管が悪いためお勧めできません。また、玄関内に傘立てを設置して保管しても、見栄えも悪く結果的にマイナスポイントになるため、見えない所での保管は重要になります。
家事をするための動線が悪い
家事の動線
毎日のルーティンの一つになります。
育児しながらの料理
育児をしながらキッチンで料理を作る時の動線は重要になります。育児で目が離せないけど料理を作らないといけない場合も多いです!その時には最短ルートを使って行き来することが多いことからリビングの動線は必ず確保できるような間取りや、キッチンの撰択をすることがポイントになります。
洗濯からの干し作業
お風呂場、脱衣所、で脱いだ服を洗濯した場合にベランダなどに直接行けるルートがあると、もの凄く便利になります。洗濯は毎日行うことですので、少しでも時間短縮ができることと、体の負担を軽減することを考えた間取りにすることをお勧めします。
私の意見
間取りについて考えてみよう!
理想の間取りはどのような造りが良いのか?
玄関
シューズクロークを取り入れた玄関をお勧めします。
先ほども説明させていただいたように、出かける時、帰宅した時、外で何かの作業をする場合、必要なのは、使うものを収納するスペースになります。
最も失敗が多い空間となります。
シューズクロークを作るにあたって一番気をつけないといけないこと2点
①靴を選ぶときに玄関入り口から移動しない工夫が必要です。
よくあるシューズクロークは、玄関で一旦靴を履き、シューズクロークに移動して靴を選んだりする間取りの作りが多いですが、直接シューズクロークに土足で行ける間取りにするようにしましょう。
②換気扇の設置
靴は匂いがこもります。脱ぎ終わった時の匂いももちろんのこと、皮や素材の匂いが充満します。そのため常に換気できるような工夫にはしておきましょう。
お客様が来た時にも一番に通るルートの一角となるので、こだわることも大事になります。
③大きさのこだわり
2帖でも案外狭く感じますが、最低2.5帖ほど取れるのであればそれぐらいは欲しい空間ではあります。
リビング
広ければ広いほど良いでしょう。家族が一番過ごす空間がリビングになるため、一番こだわる空間になります。
リビングは一番落ちつく空間にする必要があるため吹き抜けで、開放的な空間を作ることで落ち着いた場所となります。しかし、欠点として、空調関係が緩く、エアコンの効きが悪いなどの問題点も出てきます。現状で言えば、電気代も高騰になっている今吹き抜けもどうかと考える人もいるかと思いますが、空調関係が行き通る工夫もされるようになっているので、吹き抜けで落ち着いた環境にしても良いと思います。
二階建ての場合一回フロアはほぼリビングでも良い!というぐらい開放的な作りにしても損はしないでしょう。
子供達が物心ついた時には2階に上がるための階段は別が良いと考えていましたが、特にそこにこだわる必要もないかと思いました。
和室
和室がなくて困ったことはありません。そのため必要でもないと考えます。
キッチン
パントリーがお勧め
キッチンはこだわって考える必要があります。キッチンにはパントリーがあることがお勧めです。
仕事をしだすと買いだめした物などが置けるスペースが必要になります。収納するスペースを考えて設置しても結局そのスペースでは足らなくなり、収納できる量を考えて買い出しに行くことが多くなります。セールなどに買いだめしたいが置き場がないため諦めてしまうなど、思ったよりも節約ができない条件としては収納場所となります。
そのため保管する場所は重要となるでしょう。
テレビが見れる会話ができる位置
また、料理を作る人はキッチンと向き合っている時間も長いため、テレビを見れるような位置も考える必要があります。最初のうちはこのようなことは考えませんが、子供の食べる量や作る品の量が多くなったりしてくるとキッチンから離れることが少なくなるので、キッチンの位置からでも楽しめる空間づくりは大事と言えるでしょう!
電気のコンセント
コンセントは基本的に壁にあります。
そのため、電気の鉄板など電源が必要な物を扱う場合には電気のコードを壁から延長させて引っ張ってくる必要があります。そのため、コンセントが少なくて失敗した人も多いと思います。
個人的には床コンセントの設置は必要と思います。
私の意見として
お風呂場
お風呂場の重要な部分は、脱衣所や洗濯物を運ぶための動線確保が重要となります。
脱衣所には、基本的に洗濯機を完備します。そのため空間は狭くなりますし、着替えるスペースも必要となります。しかしそんなことよりも、寝巻きや下着などの衣類を置くためのスペースも必要であることから、ただ着替えられたらいいという考えでは失敗してしまいます。
着替えなどを収納しておく衣類棚も置く必要があるため、その寸法も頭に入れた上で間取りの大きさを考えましょう!
また、選択した後のことも考える必要があります。選択は毎日行います。選択が完了したら、干す作業に入ります。よって動線を考える必要があるということです。
脱衣所からすぐに外に出られるような間取りになっており、外に出たらすぐに洗濯物を干せるような空間作りができていることは理想の間取りと言えるでしょう!また、洗濯物を畳んだりすることが脱衣場付近でできることで歩く無駄などを避けることができますし、洗濯物も軽い物ではないので、日々の生活の負担も軽減できると言えるでしょう。
洗濯物を部屋干しするような場所も必要となります。
私の意見として
トイレ
トイレの空間は落ち着くという人も多いと思いますが、比較的大きい空間は必要ではありません。用を足すだけの空間を広く取るよりもその他の空間を広く取るような間取りが必要となってきます。
まとめ
注文住宅で家を建てる楽しみは、この記事で説明したことが可能であることです。建売住宅になると間取りが決まっているため、変更することもできないのが辛いところになりますよね。
リノベーションという方法もありますが、結局間取りなどからの動線や、配水排出関係などを見ながら価格が決まっていくため、あまり支出を出したくないはずです。自分の理想を最初に持っておくことが一番大事です。
もちろんですが、つい目先のことを考えてしまいがちですが子供が大きくなった後、二人だけになった後など色んな想像をしておくことも大事なことです。
家は一生のうちの一番高価な買い物になりますので、必ず妥協せずに、何度も間取りの打ち合わせを行い、住む人が納得できるようになって初めてメーカーは動けるわけですから、何度も言いますが住む人の納得できる家作りをしましょう!!
それではhappyLIFEを♪( ´▽`)
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