ガレージを安く建てるため、基礎コンクリートの費用を抑えながら作っていきます。
コンクリートを入れるまで、全て込みで17000円以内で抑えることができました。セメントや砂や砂利の価格についてもご紹介しております。
基礎作りのポイントとは?
今回の基礎作りの作業ポイントとして、
水分を指定通りに入れて練ることも良いのですが、実際には、数多くのセメントを使用することになります。そのため、費用も多くかかることで、コストを抑えることができません。
そのためセメントを練る作業で水を多く入れることで、セメントの量を減らしていきます。
もちろん水分ばかりを多くしてもセメントの効果が減少しますから、良い塩梅に練ることがポイントになります。
どれだけ使ったのか?セメント・砂・砂利をどれだけ使うのかの計算方法についても記事にしているので、参考に覗いていってください( ^∀^)
本日も楽しく頑張っていきます♪
この記事は、
・道具の使い方を知りたい人
・コンクリートを入れる前の準備作業を知りたい人
・掛かった費用の内訳を知りたい人
・セメント配合計算を知りたい人
などなど、こんな方の参考となる記事となっておりますので、どうぞご覧になって参考にしてください(^ ^)
ここまでの作業ポイントについてはこちらの記事を参考にしてください( ^∀^)
型枠にコンクリートを入れる前にやること!
型枠の準備作業には、コンクリートの高さを決めるために普段使わないような道具が出てきますよ( ^∀^)
でもこの道具は一度使うと便利なものです。基礎だけではなく、真っ直ぐな目安とするために必要であったり、DIYには欠かせない道具ですよ(^ ^)
この記事で分かること
・打設作業で使う道具の使い方
・セメント・砂・砂利の使う量の計算方法
・セメント一袋分の打設範囲
・セメントの作り方
・コンクリートの均し方
使用する道具の紹介
使用する道具は
【ホームセンターにて墨つぼと墨汁の写真】
※長い距離記しを書くのに使います。
墨汁 【追加購入品】
※墨つぼに入れて使用します
サンダー
※ワイヤーメッシュをカットするのに使います
角スコップ
※セメント、砂、砂利をひたすら混ぜます
※練ったコンクリートを型枠に入れていきます
80L トロ舟
※セメント・砂・砂利を練る時に使用します
コテ
※型枠に入れたコンクリートを均す作業に使います
1000×2000 (2個)
セメント
9袋 (225キロ)
コンクリート用 砂
18袋 (360キロ)
コンクリート用 砂利
27袋 (540キロ)
を使って作業していきます(*゚▽゚*)
墨出し作業手順 難易度 ★☆☆☆☆
前回の作業で作った型枠に印を書いていた箇所に墨つぼを使って線を書きます。
墨つぼは、真っ直ぐに直線を描きたい時にいようする道具になります。
使用するときの注意
強く引っ張った状態で弾かないと真っ直ぐな線も書けないので注意しておきましょう。
墨つぼの使い方と手順
先端の針となってる部分を書いた線の上に刺します。
記しを書きたい方向に向かって歩き、反対側の印の部分に当てます。
糸を張って!
記しを打ちたい逆方向に引っ張って!離します❗️
写真は使い方の説明ですが、
基本的に真っ直ぐに線を描く場合には今の説明したような手順で作業を行えば、綺麗に線を描くことができるので、設置した型枠に高さの基準線の印を書いたと思いますが、その印に合わせて写真のような手順で線を書きましょう。
ワイヤーメッシュの設置作業 難易度 ★☆☆☆☆
線を描いたら
ワイヤーメッシュを型枠に入るようにカットしていきます
【 ワイヤーメッシュの写真 】
型枠よりも小さくカットしました。型枠の内寸が350mmなのでひたすら2枚分のワイヤーメッシュを横幅200mmにカットしていきました。
型枠の中に入れ終わると
石で傘増しして地面から浮かせるようにワイヤーメッシュを置きましょう。
ワイヤーメッシュは地面に置かずに、必ず地面より高く設置します。コンクリートに層を作るように設置する必要があるので、どれぐらい浮かせるのか決まりは無いので、イメージで大丈夫です!!
柱などの設置をするところにはワイヤーメッシュを入れてコンクリートを強くします。
※地震などが発生しても壊れにくいように作ることも考えておきましょう!
ワイヤーメッシュのお得情報
通常のワイヤーメッシュ 678円 スクリューメッシュ 498円
180円もお得ですまた、お店でも外に放置されていることが多い店ではサビが発生しているワイヤーメッシュも有ります!(200円で売られていましたよ!)
そのためかなり価格を下げてもらえるので、サビたワイヤーメッシュでも使う箇所によっては問題は無いので、使う箇所次第ではそのような訳ありのワイヤーメッシュを購入しても良いと思います。
基礎コンクリート打設作業 難易度 ★★☆☆☆
いよいよコンクリートの作成にはいっていきます。
コンクリートを作るための計算方法
何立米(なにリューベイ)必要ですか?
等と聞かれることがありますが
建設業界では立方メートルの数字を立米(リューベイ)
と呼んでいます。
立方メートル(m3)=(m3)リューベイ
なので、コンクリート量の単位はm3(リューべ)となります。
コンクリートの打設範囲は、
長さ8000mmの横幅350mmの高さ50㎜なので
打設する体積(立方センチ・立方メートル)は
(たて×よこ×高さ)で求めるため
メートルに直して計算します。
8×0.35×0.05=0.14なので
0.14立米(リューベ)必要となります。
コンクリートを作るときは
1:2:3で配します。
目安として
砂(2袋)40k
砂利(3袋)60k
で配合した場合、
0.016m3
分のコンクリートが作れます。
打設範囲÷セメント1袋分の打設範囲=セメント使用数
0.14m3÷0.016m3=8.75
約9袋のセメントを使用することになります。
購入する個数はこちら
砂 18袋
砂利 27袋
よって今回基礎コンクリート打設量は1:2:3で使用するので
コンクリートはセメント1袋(25k)に対して 砂2袋(40k) 砂利3袋(60k)水11〜15ℓ
で混ぜて作ります。
コンクリートを作る手順
1)砂を2袋(40k)入れます!
2)セメントを1袋(25k)入れます!
角スコップを使って砂とセメントを確実に混ぜることが重要です。
ポイントとしては砂とセメントが混ざり合うことでグレー色に変わるので、色で見分けると良いでしょう!
3)次に水を11ℓ〜15ℓ足します。
ここでまたひたすら混ぜます。水が多いかな?と思うぐらいで丁度いいです。
4)砂利を3袋(60k)入れます。(写真を撮り忘れてしまいました(泣))
最後に砂利を入れます。
砂利は水を入れて練り終えてから
入れるようにした方が体力の消耗が抑えられるよ
重要なのはセメントと砂をしっかり混ぜること
だから、砂利は最後に混ぜるようにしないと
しんどいよね
石の重さで混ぜるのがとにかくしんどいんです。
砂利を入れてよく混ぜたら
型枠の中に入れていきます。
長さ8000の横幅350の高さ50㎜なんで
8×0.35×0.05=0.14なので
コンクリートの配合が1:2:3なので
セメント25k 砂40k 砂利60k
の配合で0.016m3分のコンクリートが作れます。
コンクリート空気抜きと均し作業
コンクリートを型枠に入れたらコテを使って上下にコンクリートの中の砂利(石)を叩いて沈めるように押さえつけていきます。
墨つぼで書いた線の高さにコンクリートがくるように高さを合わせていきます。
凸凹にコンクリートの表面がならないように注意しておけば大丈夫です。
コスト削減のため1ラインづつ仕上げているので型枠の両端は木材で封鎖しました。
これを繰り返し残り3ラインをやっていきます。
ただし、コンクリートが固まることを待ってから型枠のバラシ作業に入ります。
コンクリートは24時間で硬化するので、合計四日間かかりました。
今回の購入品と金額まとめ
スクリューメッシュ 2個 996円
セメント9袋 25k 428円 3852円
砂18袋 20k 218円 3924円
砂利27袋 20k 218円 5886円
の購入で 16858円 かかりました。
コンクリートにかかる費用はもっと高いんじゃないかと思っていましたが、
イメージよりも安く抑えることができました(^o^)
体は疲れたけど、
16858円で収まるなら頑張ったかいがあったよ
これまでにかかった費用が56621円だから
総金額が73479円てことね
なかなか安く抑えることができていますね✨
次の作業ではコンクリートブロック設置作業や土間コンクリート打設が
ありますから、いよいよ大きくコストが掛かってきます!
なるべく無駄な出費は避けて取り組んでいきましょう。
次はコンクリートブロック積み作業になります。
コンクリートブロックの設置についてはこちらの記事を参考にしていただけると幸いです♪( ´▽`)
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